おならの仕組み
おならはどのように作られるのか、その仕組みを存じですか？
知っていそうで意外と知らないのがおならの成分や臭い、音などの作られる仕組みです。
おならの成分の７０％が空気で、酸素、窒素、メタン、水素、炭酸ガスで構成されています。
殆どが食事と一緒に口から体内に入ったものです。
そして、残りの３０％の内の２０％が体内に流れている血液の中に含まれているガスが腸に出てきたもので、残りの１０％がおならの強い臭いの元になっている食べカスが大腸で細菌などにより分解されて発生したガスで、その成分はインドールやスカトール、硫化水素などです。
特におならの臭いを非常に強くするのは、肉類などの動物性たんぱく質による腐敗型のガスです。
また玉ねぎやにんにくなどの硫黄が多く含まれている食べ物を過剰にとり過ぎた場合も一時的に臭いがきつくなります。
その他には、胃腸が弱って機能が十分に働かない状態の場合や、悪玉菌が腸内で増えることによってもおならの臭いがきつくなるようです。
また、おならは臭いもさることながら、その時にでる音も気になるものですね。
おならは肛門括約筋が締まってせき止められているのですが、当然ガスの量が多くなればなるほど、肛門括約筋はしまっていられなくなり、溜まったガスを瞬間的に出してしまい、その時の出る音がおならの音です
おならは食生活に大きな影響がを受けており、臭いが気になるのであれば食生活の見直しをまずは考えてみるのが良いでしょう。
