サラダより加熱して食べよう
おならの悩みである臭い、多発、腹部膨張感、腹鳴りなどは、腸をスッキリさせることで多くは改善することが出来ます。その為には食事からの摂る食物繊維は欠かせません。
実際に、おならの原因にもなる便も、食物繊維を３０ｇとるだけでも、８０ｇだった便が２００ｇ以上に増えるというデータもあります。
当然ですが、便が増えれば、蠕動運動も活発になりますので、便通もよくなり、腸の汚れもとれるのでおならの悩みも改善することに繋がります。
では、この食物繊維とは一体なんでしょうか？知っているようで明確に答えられるという人は少ないもです。一般に食物繊維とは、体の中で消化できない食物成分全般を言います。
主なものには、ヘミセルロース、セルロース、ペクチン、リグニンなどの植物の細胞壁に含まれているものです。
また、植物以外にも、カニやエビの甲羅に含まれているキチン質や、この成分から抽出されるキトサンも食物繊維の仲間に含まれています。
そして、食物繊維を多く摂るにはどうすればいいのか？と直ぐに思いつくのがサラダなどを中心とした食生活を送ることを思い浮かべる人も多いと思います。
特に若い女性などは、ダイエットに効果があると思い込み、レタスやキュウリ、トマトなどのサラダを中心とした食生活を実践している人も多いのですが、これらでは腸をスッキリさせることは残念ながら出来ません。
何故なら、これらは淡色野菜で便通に効果がある食物繊維もあまり含まれていません。
しかも、淡色野菜は、体を冷やす働きもあるので、サラダばかり食べていると、内臓の働きが悪くなり、逆に便通も悪くなり、おならの悩みも一向に改善できず返って酷くなる場合もあります。
食物繊維を多く含んでいるものにはゴボウ、人参、タケノコ、かぼちゃなどの野菜や豆類、海藻類、キノコなどの奥含まれていますが、これらのほとんどは加熱処理して食べるのに向いています。
熱処理して食べると、サラダで食べるよりかさは減りますが、数倍の量を食べることができ、体も冷やしません。
これだけも、食物繊維の摂れる量はずいぶん変わってきますので、便秘気味でおならの悩みがある人は、サラダよりも煮たり焼いたりして熱処理をして食べるようにしましょう。
人間の体には、２４時間周期で３つのサイクル（排泄、摂取と消化、吸収と利用）があります。このサイクルのなかに、あなたの腸内環境を良くし、おなら体質を改善する秘策があります。
それは、排泄の時間の食事の仕方です。
腸内環境を改善する食事の仕方を教えます！
